2013年9月11日水曜日

中国戦闘機J-20は大量生産なし…J-31が代替機に

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サーチナニュース 2013/09/10(火) 14:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0910&f=politics_0910_003.shtml

中国戦闘機J-20は大量生産なし…J-31が代替機に=米報道

  中国が過去1年間にわたって開発に取り組んできた第2世代ステルス戦闘機「J-31」(コードネーム「鶻鷹」)の外観は米国のF-22に似通っており、J-20より小振りだ。
 米国の軍事専門サイト「STRATEGY PAGE」はこのほど、中国の戦闘機について論じる記事を掲載した。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。

  「J-31」は2012年10月に初の試験飛行を実施し、2種類のプロトタイプ機を展示した。
 F-35と比べ、双発機のJ-31は多くの武器を搭載できる強みを持っている。
 J-31はJ-20の後継機になるだろう。

  現在までにJ-20の少なくとも2種類のプロトタイプ機と新プロトタイプ機が複数の改良を経て公開されており、最大重量は36トンに達すると見られる。
 「J-20」の外観は米国のF-22に近く、全体的な形状・重量・エンジン性能は米国のF-15Cに近い。
 J-20の離陸後の加速性能はF-15Cを上回り、F-22に匹敵する。
 またJ-20の新型プロトタイプ機は、F-22、ユーロファイター、JAS-39に続く、超音速巡航が可能な戦闘機となった。

  J-20は一定のステルス性能を持つが、電子設備に対するステルス性能は表面に塗装された特殊材料によるものであり、レーダーによる捕捉が可能だ。
 ゆえにJ-20は過渡的な戦闘機にしかならず、新機種として大量生産されることはない。
 しかしJ-20はF-22、F-35、ロシアのT-50と同じ第5世代ステルス戦闘機とされる。

  J-20の発展の取り組みが失敗に終われば、J-31がその代替機になると分析されている。
  J-20は卓越した性能を持つが、F-35やF-22と同じ電子設備(レーダーや防御システム)により、その機能を発揮しなければならない。
 中国は現時点で、電子設備の面で米国の現在の戦闘機に追いついていない。
 しかしその差は縮小中であり、中国人は最終的に成功を手にするはずだ。

  J-31の発展は、中国軍のハイテク設備の強化に向けた決意をさらに裏付けた。
 中国は現在、先進的な軍事技術の発展を必要としており、ロシアとの過去の失敗を回避しようとしている。




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