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朝鮮日報 記事入力 : 2013/11/13 09:14
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/11/13/2013111300655.html
米国本土を攻撃可能な中国のSLBM、年内に実戦運用
米国の「ディフェンスニュース」は11日、中国が年末までに、米国本土への攻撃が実際に可能な潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を保有する見込みだと報じた。
米国連邦議会傘下の米中経済・安全保障検討委員会が作った報告書(草案)によると、中国はこれまで、排水量8000トンクラスの「晋」級戦略ミサイル原子力潜水艦(094型)に搭載できる SLBM「巨浪2(JL2)」の開発を進めてきた。
このミサイルは射程が8000キロあり、太平洋から発射すると米国本土全域の攻撃が可能だ。
ディフェンスニュースは
「中国は今年中に、このミサイルを実戦で効果的に使用し得る能力を備えるだろう」
という見込みを伝えた。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)は地上から発射されるため、事前に相手から攻撃を受ける可能性がある。
しかしSLBMは潜水艦に搭載され、海から発射されるため、隠密裏に作戦を遂行できるのが特徴だ。
中国は現在、094型戦略ミサイル原潜3隻を実戦配備しており、2020年までにさらに2隻を配備する計画だ。
同報告書は
「これにより、中国は海上で核抑止力を保有する」
との見通しを示した
核抑止力とは、相手が核攻撃できないようにする力、という意味だ。
中国は、米国の一部地域を攻撃できるICBM「東風31(DF31)」を06年に実戦配備し、07年には、米国全域を攻撃できる「東風31A(DF31A)」を配備したものと推定されている。
さらに同報告書は、中国が巡航ミサイルを搭載した原潜(095型)や、094型原潜より作戦範囲・機動性・ステルス性・攻撃力が向上した戦略ミサイル原潜(096型)も開発していると伝えた。
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